American serendipity

ニューヨークの駐妻が日本に帰国し再びアメリカのどこかへ

赤ちゃん・子供連れの国際線 全部体験!エコノミー・プレエコ・ビジネスどれがベストか考察してみる

0歳と3歳→1歳と4歳で日本~アメリカの長時間国際線フライトをエコノミークラス・プレミアムエコノミークラス・ビジネスクラスを複数回経験。

うるさいかもしれない、添い寝はどうしよう、食事は食べれないかなと心配な親御様たちに、あくまでも我が家の例ですが、実際乗ってみて感じたメリット・デメリット、周りの方の迷惑を最小限にする乗り切り方、航空会社に聞いたTipsまで、まとめていきます。

 

 

フライト選択:選べるなら夜の便での移動

1歳・4歳の体内時計はとても正確なので、いくら出発前に体を動かそうが、少しずつ早起きにしてみようが、日中はとっても元気。

長時間のフライト、できるだけ長く寝て静かにしてほしいので、選べるなら夜の便。親のストレスが全く違います。

もし、日本での乗り継ぎがある場合、東京で一泊するのも手。もし目的地に直行した場合、疲れた子供たちをなだめながら、荷物を受け取って、また預けて、また飛行機に乗るという試練が待ち受けています。

が、例えば、羽田直結のホテルに泊まれば、時差ぼけで変なテンションの子供たちを、コンビニのおにぎりやスナックパンを食べながら寝ころびながら休憩した後に乗り込むので、最終目的地までもうひと頑張りする元気が湧きます。

 

もし昼の便になった場合、子供用のメラトニンをお守り代わりに買っておくといいと思います。時差ぼけをなおすのに、一度は使ってみた方が良いおすすめです。液体タイプだと飲む量を調節できるので、小柄だったり、初めてで不安だった場合に使えます。

 

フライト座席の選び方

まず、0歳のバシネットは頼めるなら頼んだ方が吉。寝返りが始まったり、家では置いたらすぐ起きてしまう場合でも、体重と身長が制限内ならバシネットの席をオススメします。

飛行機は揺れがあるので、家ではダメでも、1-2時間でも寝てくれる場合があります。全く寝てくれなくても、ちょっとした荷物が置けます。便利です。

 

動画にまだ興味のない動きたい盛りの場合、客室乗務員の作業する空間や、1番後ろなど、歩き回れそうな場所とオムツ替えがしやすい広めのトイレの確認とイメトレをしてみてます。

 

ビジネスクラスの場合、必ず子供と大人が隣になるようにしなければならないため、必ず中央になると航空会社に言われました。

そして、機材の種類を確認してビジネスクラスの席の形を確認してみてください。年齢と性格によって得意不得意が出てくるかもしれません。

シート(JALビジネスクラス) - JAL国際線

ANA ビジネスクラス シート・座席一覧|国際線|ANA

 

搭乗時

ここは、どのクラスも特に違いは無し。

もし乗り込む際に目が合うことができれば、前後隣にご挨拶しています。そして、声の大きさやしてはいけないことを子供たちと確認していきます。

CAさんも担当の方が挨拶してくださるので、その方をしっかり覚えます。何かあったら彼女に助けてもらうんだと思うと、心強いので。

私は毎回失敗してしまうのですが、手荷物を優先順位で複数個に分けて取り出しやすくして足元にしまいます。特にビジネスクラスでは、毛布・枕等と合わせてめちゃくちゃになります。

あめ、ipad、自分の携帯、子供用のヘッドホンを前の網に入れて、お菓子・オムツ・いざというときのおもちゃをそれぞれ袋に入れて足元に入れて、着替えと多めのオムツとその他を上にあげれるように分けてリュックに次回は入れておきたいと思います!笑

 

 

離陸・着陸

卒乳していない場合は授乳、している場合はお菓子や飴を用意。離陸直前のシートベルトサインのアナウンスがあってから始めています。というのも、動き出してから出発までに15分かかる場合もあるから。

この時、ビジネスクラスで子供が1人で座っている場合、モニターがうまくいかなかったり、一人が心細かったりして、隣の大人と話せないと不安になる可能性が。

そこで、ビジネスクラスは隣の人との仕切りがどのようなものか確認することがおすすめです。

今回乗ったANAの機材は横との仕切りがしっかりしていて全く見えなかったのですが、幸い斜め後ろから隙間があったので、何かあれば後ろに乗ってる父に確認!で乗り切りました。

ANAのThe roomの一部に存在するペアシートでは隣との仕切りを無しにできる席があるので、もし乗れればラッキーです。

ANA公式サイトより

 

プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスはすぐ手が届くので安心です。

プレミアムエコノミー・エコノミーで0歳・1歳用にチャイルドシートを持ち込んだこともあります。寝てくれれば、離陸・着陸時に乗っててくれて親も楽々ですが、起きていれば、耳の心配もあるので、やはり親のお膝になりました。

 

ミールが来るまでの遊び時間

4歳になると、映画や動画を落ち着いて見てくれるようになりました。1回目はリモコンの使い方のヘルプに呼ばれましたが、慣れるとしばらく一人で遊んでくれます。さらに、隠していたおもちゃ1つ、iPadの新しいパズルゲームだけで乗り切れました。

なので、エコノミークラス・プレミアムエコノミークラス・ビジネスクラスでも問題なくお座りできました。

 

持っていくおもちゃには注意が必要です。

音が出ないもの・散らばらないもの・体を動かす必要のないもの・そして、はしゃぎすぎないもの・飛行機で開けるまで隠し通せるものがベターです。

あまりに欲しいおもちゃだと、テンションが高くなりすぎて、「静かにしてー」と言っても、もはや聞こえません。頻繁に飛行機に乗っていた我が子は、搭乗前にシールブックを見つけて、上空に着くころには、ほぼ飽きてしまっていたことも。袋に入れて隠さなきゃなと思っても、忘れることが多いです。

今回我が子のヒット商品はこちらでした。

ペンで塗ると答えが出てくるゲームブック。ただし、まだ文字が読めないので、プレミアムエコノミークラスで付きっきりで一緒に遊ぶことに・・・。

 

ペンを落とさずに落ち着いて遊べる子なら、ペンのインクは透明なのに塗ると色が変わる不思議な塗り絵もおすすめです。包装がかさばるので、ファイルに入れたりすると持ち運びやすいかも。

 

さて、落ち着いて過ごすことができない3歳。

ビジネスクラスの時は寂しかったようで、好きな映画を母と同じタイミングで流してほしいと、少しずれては文句を言い、やっとそろったかと思うと、「あの動画が見たい、やっぱりこの動画が見たい、こっち来て!お菓子が食べたい!」と、ビジネスクラスの隣の席まで行ったり来たり。

いちいち通路に出ないと隣の席に行けなかったので、ドタバタドタバタしていました。

ただ、真ん中の席が両側壁で個室のようになっていたため、母子で一緒にいても通路に転げず、そこで一緒に遊ぶことが多かったです。

上側の席は両側が壁なのが見えますでしょうか?

年齢というよりも、母と一緒に遊ぶのが好きか、一人で遊ぶのが好きかの性格の違いもあるかもしれません。

 

そして、まだ動画やおもちゃで釣れない1歳児。

プレミアムエコノミークラスでは、離陸時の授乳でお昼寝をした後、後ろに座る父にいないいないばあっ!としてみたり、通路をトイレの前まで歩いてみたり、リモコンで遊んでみたりとしているうちに終わりました。お昼寝を座席に付けていたチャイルドシートでしてくれたの、思っていたより少し楽でした。

ビジネスクラスでは、とにかく歩く歩く歩く。シートベルトサインが消えてから、たくさん歩きました。お手洗いとCAの方の作業場の近くの席だったので、お手洗いまで何度も往復しました。

体格の良い1歳児なので、エコノミークラスより広めのプレミアムエコノミーが吉でした。

 

 

ごはん到着

3歳の時のビジネスクラスでは、我が子が寝ていて夜ご飯を食べそびれ(母は美味しく頂きました!)CAさんに「大人用ですが大丈夫ですか?」と訝しがられながら、CAさんの配慮で少しお湯多め&ぬるめのカップうどん(カップラーメンのお出汁バージョン)を頂いた我が子。

機嫌が悪くなったら、アイスクリームをお願いできるという安心感があるのが良いなと思っていました。

 

4歳のビジネスクラスでは、食事の時間に起きていたので待っていたら、2-5歳まで対象の子供の料理もコース料理形式。そして、ビジネスクラスが混み合っていたので、子供にしたらペースがゆっくり。

始まりは生クリームとキットカット・・・!?と戸惑いましたが、メイン料理はさすがのクオリティ。ハンバーグもチキンライスも好き嫌いの多い我が子も美味しく食べることができました。もし、次回子供がおなかが空いているようなら、「可能ならメインを先にお願いできますか?」と聞いてみようかなと思います。もちろん、ごはんの準備でCAさんが最も多忙な時間帯だと思うので、ダメ元ですが。

 

4歳のプレミアムエコノミークラスでは、料理をワンプレートで一気に届けてくれましたが、気分じゃなかったようで、持ち込んだトレーダージョーズのチョコパンを食べ続けておりました・・・。

 

0-1歳用に用意してくださるベビーミールは、2食目の野菜スープは◎でしたが、1食目はニンジンのピュレ的なもので、だいぶ固形を食べる1歳児は、大人の取り分けのほうが好ましい模様。

プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスではワンプレートで来るので、父親にダッシュで食べてもらっている間に、母親が「これいる?食べる?」とおなか一杯になるまで1歳児に食べさせて、いらなくなったタイミングで父にチェンジして、持ってきたものを食べてもらい、母が残りを食べきる!という技ができました。

我が子がお気に入りで1歳過ぎまで食べてくれているパウチごはんの非常食はこちら。気圧の関係で飛び出してくるかもしれないので、開けるとき要注意。

 

ビジネスクラスは、順番にお皿が来るので子供が食べれるものが無ければ、少し早めに食事が来ていた父親に子供をパス!して、子供をあっちにこっちに移動させながら食べさせました。子供が食べれないものも手を出すし、こぼさないかヒヤヒヤ。

 

消灯中

かならず母親に触れていないと寝ない3歳児。

JAL SKY SUITEの席だと写真の上の席は両側が壁のため、同じ広さでも壁にもたれることができるので、少し無理がきいたため、一緒に添い寝。

JAL公式サイトより

0歳児は、この男性が座っている席で壁側に寝かせて、ブランケットをかけて授乳しながら寝かせました。幸い4席確保していたので、0歳児は壁の端で爆睡。寝返りしても落ちない余裕もありました。

 

大きくなったけど、ぎりぎりまで母を触れたい4歳児。

ANA公式サイトより

今回壁がなかったからか、大きくなったからか添い寝はキツキツ。あまりのきつさに5分ほどで諦めて、自席に戻ってブランケットとお気に入りのぬいぐるみと寝てくれました。

エコノミークラスでは、アームレストを上げて膝に頭をのせて斜めになって就寝。

プレミアムエコノミークラスでは、アームレストをあげれないので心配していましたが、手を伸ばせば届くので、娘が要望する箇所を母の体勢を必死に工夫して要望に応えて就寝しました。

 

ビジネスクラス・プレミアムエコノミークラスの1歳児は、1度目は寝かしつけた後にチャイルドシートで数時間寝てくれて、一度目覚めた後は、どちらも母の上で寝ていました。ビジネスクラスでは、座席をフラットにして、母も縦になれば添い寝も可能でしたが、映画の続きが気になってしまって、母の上にいてもらうことにしました。

 

2度目のミール到着

やはりビジネスクラスは寝心地がいいのか、4歳児はぎりぎりまで寝続けてくれました。

 

結論:年齢別楽な飛行機の座席は・・・

ということで、

 

0歳(ハイハイ前):プレミアムエコノミークラス+バシネット

動き出す前はビジネスクラスでも全然大丈夫。詳しくは下記の記事もご参照。

nyserendipity.hatenablog.com

 

0歳(ハイハイ後-1歳): プレミアムエコノミークラス

どちらにしろ、あっちにこっちに歩き、大人の食事もワンプレートで届き、ビジネスクラスよりは少し気楽なため。座席が確保できてチャイルドシートまで持っていけたらだいぶ楽。

 

2歳~3歳 :エコノミークラス~プレミアムエコノミークラス

イヤイヤ期・遊ぶときに母と一緒が良いか一人遊びが好きか・寝るときにどれだけ母と一緒にいたいかによって、エコノミークラスかプレミアムエコノミークラスが良いかわかれるところ。ビジネスクラスに座ったとしても、寝ているとき以外、母の気持ちは休まらない。

 

4歳~: ビジネスクラス

一人でも長いこと映画を見れて、離陸にも慣れて、一人遊びができて、ごはんが食べれて、(はじめは母のサポートアリでも)一人で寝れたら、もう安心。美味しいごはんにゆったりした机に子供も楽しい時間が過ごせる。

 

おまけ:一番つらかった移動手段は・・・

今回の一時帰国で、国際線はもちろん、国内線、車の長距離移動、グリーン車、高速バスと1歳児と4歳児を連れて、多様な交通手段を使ったが、

一番大変だったのが、昼間の高速バス。

昼間なので1歳児がさっぱり寝ず、チャイルドシートもないのでベルトもなく、かといって高速道路はほとんど揺れないので危機感がなく膝の上から降りたがる。

ほかのお客様もいるので、大声で歌うわけにもいかず、席も狭く、時間も長いため、一番大変でした。

 

さて、コロナ禍もおさまりたくさん旅行したい!ビジネスクラスにポイントでアップグレードしたい!という場合、アメリカならマリオットボンボイのアメックスビジネスカードとチェイスのマリオットボンボイクレジットカードがおすすめです。日本でもマリオットのポイントを貯めるクレジットカードがお得です。

 

詳しくはこちら↓

nyserendipity.hatenablog.com

 

もし、お知り合いの方が既にクレジットカードをお持ちでしたら、プロモーションコードをぜひ聞いてみてください。お知り合いの方と作った方のどちらにもポイントがもらえます。

 

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nyserendipity.hatenablog.com

 

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