アメリカに引っ越して1年で停電2回、竜巻警報1回、大雪1回、近隣が火災1回、大雪1回経験しました。
その経験談と、そこから行っている日本とはまた異なる防災準備を防災用品をご紹介します。
停電
アメリカで最もメジャーで遭遇しやすい災害。数時間で復旧することもあれば、数日かかる場合もある。
私が体験した1つは、子供たちも寝た後の春。数時間で解消することがわかったため、そのまま寝ることに。
もう一つは冬の寒い夕方5時半。とりあえず懐中電灯を付けて楽しい雰囲気に・・・と思ったが、子供たち大パニック。怖い怖いの大合唱。
旦那に電話して、停電解消しなかった場合のホテル確保と解消時間の確認を頼んで、近くのショッピングモールに退避・・・しようと思ったら、ガレージの開け方がわからない!ということで、てんやわんやの停電でした。
幸いモールで遊んでいるうちに停電が解消したので、ホテルには行かずにすみました。
ということで、
・(事前)手動でのガレージの開け閉め方法の確認
身長的に届かない場合もあるので、明るくて気候の良い時期に一度試しておくほうが良いです。
・(事前)停電の復旧予定時刻の確認
電気代の支払い先のホームページ等に書いてある場合が多いので、一度確認しておきます。比較的はやくに復旧予定時刻がわかります。また、かなり狭い範囲だけの停電も多いので、どの程度広い停電なのかの把握も可能です。
・(事前)停電時の時刻・気候・家族構成で停電対応のパターン確認
我が家の近所の方に我が家がパニックだった停電時に何していたか聞いたら、懐中電灯を使ってものすごい楽しんでいたそうです。ということで、家族構成と性格によって家で待機するかは異なります。
また冬の寒い時期は、暖房が切れるため、長時間の自宅待機は難しい場合があります。停電時間の予測を元に判断が必要になりますが、だいたい我が家の場合はこのパターンがあり得るかな?とシミュレーションするだけでも防災グッズの準備が捗ります。
・購入した防災グッズ
溶けたらいちばん困る一軍の冷凍食品を入れるクーラーボックスと大きめの懐中電灯。
火災
家の前で大家さんと立ち話しているとお向かいさんが「消化器持ってる?」と話しかけられました。遠くで聞こえる火災報知器の音。あっ、火事!と思った時に「911かけて!」と言われました。(大家さんが)
我が家にあった消化器を持っていくも、誰も使えず、まさかの旦那が火災報知器のなる家の中へ…
結局オーブンの故障か何かでBroilの火がMAXで止まらず、オーブンの中のみが燃えているような火事でした。
しらべてみると、アメリカで多い火事は、オーブンやコンロの火事とコンセントの火事。
ということで準備したのはこちら。
(事前)火災報知器の確認
アメリカの火災報知器はアパートメント等の集合住宅であっても、どこにも繋がっておらず、大きな音が鳴るだけです。
それに意味があるのか!?と思いきや、オーブンでベーグルを焼いていたのをすっかり忘れて危うく炭になりそうだった時に鳴って助かりました。
また、ただ単三電池で動いているだけなので、定期点検を自分でしなければいけないため、要確認です。
(事前)911でしゃべる内容の確認
大したことではないのですが、1度目を通しておいてもいいかもしれません。
購入した防災グッズ
家庭用の消化器
フライパンや、コンセントからの出火用のブランケット。使い方も簡単で、日本に持って帰るつもり。
竜巻
私が遭遇した竜巻警報は、休日のお昼すぎだったため、家族全員でベッドルームで籠っていました。娘には竜巻の説明のYouTubeを見せながら、旦那は最新の竜巻情報が見れるYouTubeを確認。無事大きな被害なく終わりましたが、為す術が無さすぎて恐ろしい災害ですね。
(事前)竜巻警報の確認
私の地域では、月に1度午前のある時間帯にサイレンの訓練があります。近所の長老に教えてもらうまで「なんか鳴ってるなー」と気にもとめてなかったので、もし鳴っていることに気づいたら確認してみてください。
(事前)中に入れるものの確認
竜巻が来るとわかったら、まず外に出ているものを全て家に入れる必要があります。
(事前)住居で最も安全な場所の確認
地下室があればベストですが、ない場合、どこに籠るか家族で決めておく必要があります、
もし居心地が良くなさそうな場合、居心地よくしておいた方がいいですしね、
我が家は、ベッドルーム横のシャワールームが一番頑丈そうだったので、ベッドルーム待機だったので、特に購入しませんでした。
ということで、購入した防災グッズは特にありません。
大雪
数日前からニュースで気をつけてと言われていた大雪。日頃から買い物を週に一度まとめ買いできる方は問題ないけれど、まだアメリカ生活に慣れず、まず1週間絶対生き延びれる量の食糧を買うのが難しかった。実際雪は確かに多かったが、道路は除雪車を数十台稼働して一気に除雪してくれる地域に住んでいるので、開いているスーパーに忘れ物を買いに行くことはできます。これは地域と雪の量によるかもしれません。
私の家は雪かきが家賃に入ってるので不要ですが、雪かき道具が必要な方もいますよね。こちらはホームデポに行った方が良いものが売ってそうです。
地震
アメリカは地震のある地域とない地域があり、地震のある地域にお住まいの場合は、日本と同様の対策がいると思いますが、私の住んでいる地域には地震がないかつ、日本の方はみなさん地震防災はプロフェッショナルなので割愛させていただきます。
どなたかのお役に立ちますように。