アメリカの本気の自然を見たくなり、デンバー空港からロッキー山脈へ!
ロッキーマウンテン国立公園(Rocy Mountain National Park)を日帰りで1周観光にチャレンジ。
ちょっと無謀な挑戦から見えてきたロッキー山脈観光のおすすめをまとめてみたいと思う。
そもそもロッキーマウンテン国立公園って?
富士山並みの山頂から、壮大な山脈、美しい湖などいろんなスポットを車で回ることができる国立公園。
最寄りの空港は、コロラド州のデンバー空港。公園の入り口はEstes Park側とGround Lake側の2つ。
空港から公園の入り口までも結構かかるので、入り口のお膝元のホテルに前泊が必要。
ネイティブアメリカンが多かった土地ということもあり、空港からのドライブだけでも、日本では味わえない爽快感を得ることができる。
ちなみに、ウィキペディア様によると、カナディアンロッキーとはつながっているらしい。
一口に「ロッキー山脈」と言っても実際は複数の山地を連ねた山系で、北は北緯60度に近いカナダ・ブリティッシュコロンビア州最北部から、南は東京23区とほぼ同緯度に位置するアメリカ合衆国ニューメキシコ州の州都サンタフェの近くまで、その長さは4,800kmを超える。
北米一高いハイウェイともいわれるらしい山頂までのTrail Ridge Road(トレイルリッジロード)は、メモリアルデーの週末から10月末ごろまでのみ営業の場合が多く、冬の間は、閉鎖されている。
①BoulderからEstes Park
色々な体験記を見てみると、空港から公園の入り口までが近いこと・入り口として栄えていることから、エステスパークから入ることをオススメされていることが多いので、エステスパークからの反時計回りでまわることに。
宿泊先は、高地トレーニングとして有名なBoulderにある、
Springhill Suite by Marriott Boulder Longmontで前泊。
エステスパークの入り口でとりあえず記念撮影をして、エステスパークの中心部へ。
ロッキー山脈の入り口ということで、湖を中心にロッジや観光案内センターが並ぶ。
お土産と飲み物調達にスタバに寄って、改めて、出発。
エステスパークから山頂まで
34号線をまっすぐ行くと、Fall river Entrance Stationで入場料25ドルをお支払い。
その後のビューポイントを示した大きなマップをもらえる。
事前に調べたい場合は、グーグルマップを眺めてみてほしい。アップにしていくと、何かしら名前がついているところがオススメポイントなので、片っ端からフラグを立てておこう。電波がなくても、GPSで自分の居場所がわかるので、だいたいの目安になる。
ドライブしているだけで絶景の連続。このまま景色の向こうの白い山を目指す。
こちらは、Beaver Pond。
Rainbow Curveから見た、Beaver Pondあたりの風景
冬場は閉まるトレイルレッジロードあたりになると雪がちらほら。
高山病に注意ということなので、各ビューポイントで休み休み山頂を目指す。
しかしながら、山頂に着くと、高山病らしき頭痛がしたので、あっさりと下山。
高い山の上の雪風景というのは圧巻だけれど、どこも似たような生き物にとって過酷な環境独特の雰囲気をまとっていて、間違えて上級者コースまで登ってきたスキー客のような気分だった。
山頂からグランドレイクまで
一般的には、ここからエステスパークに引き返すことがオススメされているが、このまま敢えて進み続けてGrand Lakeへ!
少し高山病を引きずっていたことと、山の上からの景色は行きで見尽くしていたことから、後半のビュースポットは寄らずに下山していく。
キャンプに向かう人が歩いていたので、ちょっと寄ってみると、この景色!
山を下りきった頃からは、行きとは異なる広大な草原が広がる。
このあたりは、動物もたくさん出るので、時間があれば是非ハイキングがおすすめ。
グランドレイクからデンバーまで
気持ちのいい田舎の湖スポットのグランドレイク。
「一周して良かった!」と思ったのがここまで。デンバーまでの道のりがとにかく遠かった。
途中に星空が綺麗そうな町、Grambyがあったので、次に1周するならば、ここで1泊したい。
ひたすらにドライブをして、デンバー空港付近Courtyard by Marriott Denver airportまで戻った。